経営理念
社長メッセージ「敬護」
私達は、子供も高齢者も、特別な存在ではなく、皆自分の過去・未来の延長線上にあり、自分そのものだということに気が付きました。歳を重ねると、ただ、長く息をして長生きすることに大きな意味がなく、日々、心躍る体験をし続けたい、人の役に立ちたいという想いが強くなります。将来、体は思い通りに動かないけれど、今の自分に多くの経験をプラスした自分がそこにいる。 動きづらくなっても、決して介助されたいわけじゃない。いきがい、やりがい、自分のことは自分で決める、まだまだ進化したい、必要とされたい、役に立ちたい。そんな自分が求めることを提供していけるグッドカンパニーを目指していきます。お年寄りを介助して護る「介護」ではなく、人生の大先輩を敬って護る「敬護」で、大先輩を大切にして、育ててくれた「御恩」を返していきます。「護る」という言葉には「大切にする」という意味があります。私達は、自分の親、妻(夫)、娘(息子)が人に媚びずに誇りを持って生きられる、人を大切にする社会創りに貢献したいのです。
利用者様・FC加盟店様に向けたメッセージ
コンパスウォークは、歩行訓練に専門的、かつ、本気で取り組むデイサービスです。そして、その歩行訓練を通して、日本中のシニアの「誇り」を守り、「生きがい」を創ります。コンパスウォークは、介助して護る「介護」ではなく、敬って護る「敬護」理念を軸にしたデイサービスで、私達の願いは、人生の大先輩である親と親世代の皆さんに「生きがい」「誇り」と「充実感」に満ちた生活です。お年寄りを介護するのではなく、私達が小さい時に親や親世代の皆さんに守られ、育てて頂いたことへの「恩返し」を日本の習慣にしたいのです。それをカタチにするために、私達コンパスウォークは、2022年12月末までに日本全国に230店舗出店、その5年後の2026年3月末までに、コンパスウォークを軸にした民間主導のコンパスヴィレッジ(地域包括システム)を100か所創設します。 私達はこの恩返し事業、コンパスヴィレッジを通して、この高齢化日本においても、親と親世代の皆さんがずっとずっと主体的に活き活き過ごすことができる「ハッピーリタイアメント社会」創りを目指します。
従業員に向けたメッセージ
自分の命の時間を何に対して使うのか? 自分は何を大切にしていきたいのか?コンパスの社員には、親と親世代を大切にして感謝する「恩返し事業」に喜びを感じ、自らが最も「幸せ」になることを、明確に仕事の目的としてもらいたい。コンパスの社員は、一人一人が自分自身の人生の主人公であり、自分自身が大切にしていることを得ることを人生の目的にして、人の役に立つ、必要とされるコンパスの「恩返し事業」を通して、「充実感」「幸福感」を感じて欲しい。「敬護」理念の「護る」という言葉には「大切にする」という意味があります。すなわち、敬って大切にするのはシニアの方たちにだけではなく、働くスタッフ同士の関わりあい方でもあります。コンパスが社員に提供したいのは、恩返し事業を通した「進化・成長」「感謝の気持ち」「貢献の喜び」「幸福感」です。創りたい私達の会社の未来は、働くすべての社員が、自分の親にコンパスのサービスを使ってもらいたいと熱望し、自分の子供にコンパスに入社してほしいと強く願う、そして、歳を重ねたら自分もコンパスのサービスを使いたいと思う、そんな未来です。そのために、コンパスには、「敬護」理念の教育、自身の「感情のマネジメント」、主体的な人生を歩むための「意思決定」を後押しする教育の制度があります。
業界に向けたメッセージ
社会や家庭の構造が変わってきた今、従来のままの介護の慣習では、親と親世代を守っていけないでしょう。介助して護る「介護」から、敬って護る「敬護」へ、共にシフトしましょう。 大先輩は介助してもらいたいのではありません。幸せな気持ちになりたいのです。介護は、本来、親を想う仕事のはず。儲かるか儲からないかではなく、親にとって必要か必要でないかで、コンパスは、胸を張って事業を展開していきます。「敬護」理念の全国標準化を目指し、恩返し事業「コンパスヴィレッジ」を通して、「敬護」「リーダーシップ教育」を日本中に浸透させます。親と親世代への「恩返し」「敬護」が標準化されることで、今の「介護」業界そのものが尊敬され、憧れられる業界になることを、私達は望んでいます。
社会に対してのメッセージ
歳を重ねても、なお、挑戦し続けられる。理屈なしに、存在を尊重される。世代を超えて助け合い、認め合い、大切にされる。そんな安心の「ハッピーリタイアメント社会」を目指しています。私達は微力かもしれないけれど、無力ではないはずだからやりきります。恩返し事業「コンパスヴィレッジ」を通して、何としても、シニアの皆さんが最期の一瞬まで充実して生きられる社会を実現したいのです。私達は、自分の子や孫、ずっとその後の世代の子供たちがあってよかったと思える社会資産として、「敬護」理念をカタチにして遺したいと強く願います。