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理学療法士になるためにはどうしたらいい?学校や資格を徹底解説!

理学療法士になるには、厚生労働省が実施する理学療法士国家試験に合格する必要があります。ただし、国家試験を受験するには、理学療法学科など養成課程がある大学、短大、専門学校か、指定の養成施設で3年以上学び技術を身につけることが必要です。 国家試験の合格率は7〜9割といわれています。

リハビリのプロ!理学療法士になるには!?

ここではリハビリのプロである理学療法士になるために、資格取得までのプロセス、学生生活のイメージがしやすいキャンパスライフやカリキュラム、養成校で学ぶ学問や理学療法についてご紹介します!

理学療法士の資格取得までの4つのプロセス

理学療法士になるための流れは大きく4つです!

  1. 1.養成校を受験する(高校卒業以上)
  2. 2.入学
  3. 3.養成校のカリキュラムである講義、実技、実習を学ぶ
  4. 4.国家試験を受験して無事合格する!!

『理学療法士』として社会へ

本物の理学療法士が激白!リアルすぎる学生生活とカリキュラムについて

一年生でしか味わえない自由なキャンパスライフとは?

入学してからの1年間を紹介してみます。医療職の学校だと学生生活が少し固いものになると印象をお持ちの方が多いかもしれませんが夏休みや春休みがあったり、新入生歓迎会や球技大会、または文化祭があったりする学校があったりと意外と楽しい行事があります!

  • 4月
    入学式
  • 5月
    新入生歓迎会 球技大会
  • 7月
    前期試験 夏休み
  • 8月
    接遇実習
  • 10月
    文化祭
  • 11月
    避難訓練 AED講習会
  • 12月
    冬休み
  • 1月
    後期試験
  • 2月
    見学実習
  • 3月
    春休み

(※あくまで一例となります)

夢が近づいてきた?!試験や実習を早速経験!!二年生のキャンパスライフとは?

2年生なると、解剖学実習や、発達見学実習など専門的な実習が少しづつ増えてきて、理学療法士を身近に感じる授業や試験なども多くなってきます。早い学校だと3年生の臨床実習に向けた対策をこの2年生ですこしづつ行ってきます。

  • 4月
    対面式 見学実習
  • 5月
    解剖学実習 球技大会
  • 7月
    夏休み
  • 8月
    住宅環境見学
  • 9月
    前期試験 発達見学実習
  • 10月
    文化祭
  • 12月
    冬休み
  • 1月
    後期試験
  • 2月
    検査実習
  • 3月
    春休み

夢目前!!学びを100%活かせる実践型授業!三年生のキャンパスライフとは?

3年生の2月から臨床の評価実習がはじまりますので、事前対策や測定試験が主な日程となります。評価実習ですので、実技練習や疾患別の勉強に膨大な時間を費やします。だんだん緊張感がでてくる時期となっています。また3年生になると春休みぐらいから「研究ゼミ」がはじまります。通常の講義とは違い、学生たちが自主的テーマを決めて学習・研究・発表を行います。

  • 4月
    対面式 見学実習
  • 5月
    臨床評価実習の対策がはじまる 球技大会
  • 6月
    評価測定試験
  • 7月
    夏休み
  • 9月
    前期試験
  • 10月
    臨床実習前対策
  • 12月
    冬休み
  • 1月
    臨床実習前対策
  • 2月
    臨床評価実習
  • 3月
    研究ゼミ 春休み

国家試験は通過点?!目指せ合格!四年生のキャンパスライフとは?

4年生となると臨床実習と国家試験の二大イベントがあり、自身が理学療法士になるめの人生をかけた1年になります。臨床実習では6週間と長めの期間を戦います。無事臨床実習を終えるといよいよ国家試験が立ちはだかります。実習が終えると、あとはずっと国家試験対策に時間を費やし・・・

  • 4月
    臨床実習Ⅰ期
  • 6月
    臨床実習Ⅱ期
  • 8月
    国家試験対策班を作成 夏休み
  • 9月~2月
    国家試験対策模擬試験
  • 2月後半
    国家試験
  • 3月
    卒業式

いよいよ2月下旬に国家試験です!!

どこにも載っていない!理学療法士になるために必要な3大学問とは?

ここでは養成校で学んでいる学問の中で、理学療法士として絶対的に重要になる三大学問を紹介します。

理学療法士の基本中の基本!解剖学とは?

解剖学ときくと難しい・・というイメージや複雑・・・というイメージを持っている人が多数を占めるのではないでしょうか?さて、現役理学療法士が解剖学とは実際にどんな学問がご紹介しましょう!!解剖学は理学療法士が学ぶ3大学問の中で最も基本となる学問です。なぜなら、体のすべての構造を解き明かす学問だから。どういうことか?体を形作っているのは、筋肉・骨格・内臓・・・だけではありません。神経・血管・リンパ・といったいくつもの細胞によって形作られています。それをすべて解き明かす。そんな学問と思ってください!そして、この学問を解き明かしていく中で、それぞれの専門的な学問のより深い学びへと続けていくのです。理学療法士として解剖学は基本だとすると、次はこの後にでてくる学問、運動学・生理学も重要で、とても興味深いですよ!!解剖学が分かってくると友人同士で筋肉や骨格を実際に触れたり、動かしたりして、一つ一つ確認していきます!その授業を解剖学実習だったのですが、自分の体を使って理解を深めるので、この辺りからワクワクが止まらなくなります。

理学療法士が最も得意とする分野!!運動学とは?

運動学は理学療法士の専売特許ともいえる分析力の原点となる分野であり、分析力として威力を発揮する学問です。運動学は簡単にいうと「体が運動をするために必要な理論をまとめた学問」と考えてみてください!例えば、「立ち上がり」という動き一つとっても、実は3つの動きを使っています!

  • 体重移動期:足を引き、上半身を前にかがむ
  • 移行期:おしりを浮かす
  • 上昇期:上半身を起こしながら、ひざを伸ばす

使っているつもりがなくても、無意識的に必ずこの3つの動きをつかっています!試しに一つ動きをしないようにしてみてください。立ち上がりにくい、もしくは立ち上がれないと思います!!なぜなら、人の立ち上がり動作を分析していくと・・・3つの動きになると研究で証明されています。理学療法の世界では、科学的根拠があるのか?ないのか?に着目して学問として成立しています!だからこそ、根拠をもって、分析できるのです!私たちは無意識的に子供の時から当たり前にやっていた動き一つ一つに理由があり、効率的に動かしていいます!それを運動学的な考え方や理論に沿って学びを深めていきます!!

理学療法士の総合判断力を問われる生理学とは?

生理学は、理学療法士にとって、身体の動きや仕組みを細胞レベルから理解する上で絶対的に必要な学問となっています。例えば、筋肉が力を発揮することを筋肉が収縮するといいますが、この収縮するという現象も生理学をもって紐解くことができます。どうして患者さんが筋肉をうまく収縮できないのか、などの原因をメカニズムから探ることができます。

養成校で学ぶ理学療法って??理学療法がイメージしやすい評価と治療について!

養成校では理学療法を「評価」・「治療」として学びます。しかし理学療法って調べたけど、なんだかまだイメージがつかない、理学療法の「評価」って何だろうと思っている方も少なくないと思いますので、ここでは理学療法の評価、治療ってどんなものなのかを簡単にご紹介します。

理学療法の評価(検査)について

リハビリをするにあたり、まず患者さんの体の悪いところを調べます。そのことを 『評価(理学療法士による検査のこと)』 と呼びます。目的としては、簡単にいうと現状を認識するということですね。

養成校では臨床評価実習を行うにあたり評価の方法を、実技を通して学んでいきます。評価にはいろんな方法、種類がありますが、必ず学ぶメジャーなものをご紹介します。

【メジャーな評価方】

  • 関節可動域検査:関節がどのぐらい動くかを計測します。経過をみる際などに使用します。
  • 筋力の測定検査:患者さんのどこの筋力が弱いかなどを測定します。
  • 感覚の検査:ご病気になると感覚が鈍くなることがありますので、どこが鈍くなっているかなどを細かく検査します。
  • 動作分析、歩行分析:実際に歩き方や動き方を観察して、どこが何の原因で悪いのかをあらゆる視点から分析をします。

どこが何の原因で悪いのかをあらゆる視点から分析をします。「ここの関節が硬いから〇〇なんじゃないか、、」、「ここの筋力がないから〇〇なんじゃないか」などを考えます。その原因をあらゆる事例から学びます!この分野も解剖学や運動学を理解できてくると推論を立てやすくなってきます!

理学療法の治療について

養成校の3・4年生となると理学療法としての治療方法を実技授業を通して学びます。正しく治療ができると即座に体が柔らかくなったり、筋力が上がったり、姿勢がかわったりするので仕組みがわかるととても楽しく学べます。治療方法で具体的に習うことが多いとされるのは・・

  • ストレッチ
  • 関節の動かし方
  • 筋力をアップさせる方法

などを学ぶことが多いとされます!具体的な治療の方法は学校というよりは、現場にでてから学ぶことが多いです。現場で患者さんの状態、反応をみながら「こう治療したらこういう反応がでた」などの経験を蓄積していきます。治療の行い方はたくさんの方法がありますので、気になる方は調べてみましょう!

国家試験について

国家試験については、受験資格、試験科目、試験対策、スケジュールなどを詳細にまとめているページがありますので、詳しくはこちらをどうぞ!

理学療法士の国家試験についてはこちら

理学療法士に興味をもったら学校探しから!

理学療法士の養成校について、3年制や4年生の違いや学校の種類、学校の特色と紹介していますので詳しくみたいかたはこちらをどうぞ!

理学療法士の学校についてはこちら

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