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高齢化社会における理学療法士の今後の需要

ここでは高齢化社会における理学療法士の今後の需要をまとめてみました。理学療法士の気になる将来性や、活躍する分野、さらに国家資格の理学療法士は年収が高いのか低いのかなど様々な情報をまとめてみました。

高齢化社会における理学療法士の今後の需要

最近では「理学療法士は飽和状態になってきている」という言葉をよく耳にします。現在、毎年1万人前後の理学療法士が誕生しており、これからの高齢化社会に備えた人材供給となっています。今後は高齢者の増加に伴って介護分野における理学療法士の需要が増加することは間違いありません。特に老人保健施設や通所リハビリテーション、在宅分野の訪問リハビリからの求人数は増加している状況です。

理学療法士の将来性

高齢者人口は今後、「団塊の世代」が75歳以上となる2025年には、3,657万人に達すると見込まれています。ピークは、平成54年(2042年)の3,878万人とされています。これから約30年間、高齢者人口は増加を続くことが見込まれています。そのため高齢化社会を迎える日本では、その高齢者を支える理学療法士・作業療法士のニーズは高まることは確実であり、医療の現場で理学療法士・作業療法士が活躍する場面は増えていくでしょう。現在リハビリが必要とされている人は全国に200万人いるとされ、これからリハビリが必要とされる人は800万人いるとされています。そのため毎年1万人前後の理学療法士が誕生し、飽和という声もききますが、リハビリを必要とされる方の人数を考えるとまだまだセラピストが足りないという実状があります。「これからの日本社会」を支える、非常に社会貢献度の高い職業と言えるのではないでしょうか。

理学療法士の活躍する分野の広がり

理学療法士が活躍する場は病院やクリニックなどが主流でしたが、今では介護施設や小児施設からスポーツ分野まで幅広く広がりをみせています。理学療法は赤ちゃんからお年寄り、病気やケガでうまく体を動かせない人や地域に住んでいるお年寄りまで、幅広い年齢、ライフステージの人たちが対象になります。下記に活躍の場をまとめてみました。

理学療法士の活躍する分野
医療機関 総合病院、一般病院、クリニック
介護施設 老人保健施設、特別養護老人ホーム
教育・研究機関 理学療法学教育機関、理学療法学研究施設
進学 大学院、海外留学
スポーツトレーナー プロチーム契約、企業チーム提携、スポーツ関連施設
企業 機器開発、義肢装具、医療記事のライティングや翻訳、ロボット工学
地域社会 リハビリテーションセンター、デイケア、デイサービス、訪問看護ステーション
行政機関 保健センター、福祉センター

活躍する分野に応じた理学療法の確立

理学療法士の活躍する分野の広がりに応じて、科学的な根拠に基づく理学療法の確立が求められています。より専門的に学問としてそれぞれの領域が発展していけるように、日本理学療法士協会では平成25年より12の分科会と10の部門が設立されています。

【分科会】

  • 日本運動器理学療法学会
  • 日本基礎理学療法学会
  • 日本呼吸理学療法学会
  • 日本支援工学理学療法学会
  • 日本小児理学療法学会
  • 日本神経理学療法学会
  • 日本心血管理学療法学会
  • 日本スポーツ理学療法学会
  • 日本地域理学療法学会
  • 日本糖尿病理学療法学会
  • 日本予防理学療法学会
  • 日本教育理学療法学会

【部門】

  • 産業理学療法部門
  • 精神・心理領域理学療法部門
  • 徒手理学療法部門
  • 物理療法部門
  • 理学療法管理部門
  • ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法部門
  • 栄養・嚥下理学療法部門
  • 学校保健・特別支援教育理学療法部門
  • がん理学療法部門
  • 動物に対する理学療法部門

学ぶ場が増えることで理学療法士全体の質の向上に高まり、より信頼される資格となることで、職域の拡大が期待されます。理学療法士は将来性がある職業と言えるでしょう。

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