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スタッフインタビュー 阿部史花さん(理学療法士)

スタッフインタビュー 阿部史花さん(理学療法士)

新卒3年目で管理者に!を応援してくれる会社に感謝。

Q1なぜ理学療法士になろうと思ったのですか?

きっかけは、中学校のときです。友達と腕相撲で遊んでいたら骨折してしまって(笑)。それでリハビリに通うことになって、初めて「理学療法士」という職業の方と出会いました。「こういう職業もあるんだ」と興味を持って調べてみると、病院や介護施設、それからスポーツの現場など、色んなところで働ける職業だとわかりました。私は小さい頃から野球をやっていて、将来もスポーツに携わりたいと思っていたので、そのときに「将来は理学療法士になろう」という目標ができました。札幌出身なんですけど、高校卒業後は理学療法士の資格が取れる札幌の大学に進みました。

Q2野球は、かなり本格的にされていたんですか?

はい。小学2年生から兄の影響で少年野球をやっていました!中学生になっても野球を続けたいなというときに女子野球に出会えて、大学でも本格的に活動していました。大学まではずっと軟式野球だったんですけど、「日本代表になってワールドカップに出場したい」という夢があったので、卒業後は本格的に硬式野球をやりたいと思い、それで関東に出てきたんです。埼玉の野球チームに入ることが先に決まっていたので、埼玉県内での就職先を探していました。 「埼玉 理学療法士」と検索して求人を見たり、学校の先生に「埼玉の病院でお知り合いの方はいないか」と相談したり。そうして色んな病院の院長さんともお話しましたが、なかなか就職先が決まりませんでした。私にとっては「野球と両立できる環境」という譲れない条件があったので、どうしてもお休みが不定期の職場、練習日(土日)が休みじゃない職場では難しくて。だから冬まで、クラスで私ひとりだけ就職先が決まってなかったんですよ。野球と仕事を両立できる環境のデイサービス コンパスウォーク。理学療法士 阿部史花さんの野球をプレーしている写真

Q3どうしてコンパスウォークで働くことになったんですか?

もう卒業も近い2月、たまたまリハプライムの求人ページを見ていたら、「夢を持っている人を応援します」というフレーズが目に止まりました。思い切って電話してみると、小池社長が出たんです。翌週には飛行機で埼玉へ行って面接することになり、すぐに採用が決まりました。偶然にも私が社会人になるタイミングで「コンパスウォーク宮原」がオープンすることになっていて、そこに配属することになりました。でも実は、採用が決まった時点では理学療法士の国家試験がまだ終わっていなかったんですよ。試験は3月1日で、結果が出るのは3月30日だったので。ヒヤヒヤしましたが、「絶対落ちません」と宣言して採用していただきました(笑)

Q4理学療法士の資格を取るうえで苦手だった単元などはありますか?

「解剖生理学」でつまづくことは多かったですね。なんとなく頭でわかっていても、でもいざ人に説明しようとすると、「あれ、うまく説明できないな。ちゃんとわかっていないな」ということが何度もあって、勉強では苦労しました。コンパスウォークで利用者様のリハビリをするにあたって専門用語を使うことはないですが、「どうしてここが痛くなるんだろう」と原因を考え、適切な処置をするためには、やっぱり大切な知識なのかなと思います。

Q5コンパスウォークで働いてみて、どんなところにやりがいを感じていますか?

利用者の方々のお身体が少しでも良くなったり、「ここに行きたい」「これをやりたい」と諦めていたことができるようになったり、そんなふうに利用者様の希望をひとつでも叶えることができたときに、大きなやりがいを感じます。日々の中で利用者様に喜んでいただけたり、お礼をいっていただけたりすることも嬉しいですね。最初は本当に野球のことしか頭になかったんですけど、理学療法士として働くなかで、「この仕事、すごい楽しいな」と心から感じるようになりました。ありがたいことに、入社3年目からはコンパスウォーク宮原で管理者をさせていただいています。

Q6管理者として大変なことはありますか?

やはり責任感は一気に増しましたね。利用者様だけじゃなく、利用者様のご家族とか、ケアマネージャーさんとか、地域の方など、関わる人がかなり増え、私が管理する範囲が広がりました。また、今まで私がミスしていたときには、以前の管理者の方が助けてくれていたのかとか、管理者になってから見えてきた部分もたくさんあります。 今は私を含め5名のスタッフがいるんですけど、理学療法士以外にも、柔道整復師の方や、資格は持っていないけど整体上手な方など、色んな立場の方がいます。誰が偉いとかではなく、みんなで情報を共有して、チームワークで支え合いながら、利用者様のためにできることを行っています。理学療法士 阿部さん利用者様のリハビリテーションのお仕事風景

Q7具体的にどのようなリハビリを行っているのでしょうか?

ベッドで個別にリハビリするのと、平行棒で段差を作って動作の練習したりですね。あとは3種類のマシンがあるので、それらを順番にやっていくんですけど、コンパスウォークは利用者様お一人おひとりに合わせた個別リハビリが売りなので、ただやればいいというわけではなく、同じマシンでも、「こういう病気で、こういう人にはこういう使い方を」とその人ごとに使い方を変えてやっています。病状が進行していく方もいらっしゃるので、ときにはプログラムのレベルを下げなくてはいけないときなどもあります。よくコミュニケーションを取りながら、その方の目標や生活に合わせて行っています。

Q8思い出に残っているエピソードはありますか?

ある休日、私が千葉での大きな野球大会に出ていたとき、野球の大好きな利用者様が、自力で埼玉から応援しに来てくださったんです。若い人がやるように、スマホで簡単に電車を調べたりできないので、駅員さんに聞いたり、時刻表を見たりしながら。そのときは本当に嬉しかったですね。その試合は終盤まで同点だったんですが、私、最後にホームランを打ったんですよ。それで延長戦で勝てて、劇的な試合を観ていただくことができました。延長でちょっと帰りを遅くさせてしまいましたが、元気をもらってくれていたら嬉しいです。(写真はホームランを打った後の実際の写真)理学療法士 阿部さんが2017年10月の試合でホームランを打った時の写真

Q9仕事と野球の両立はしっかりとできていますか?

はい。平日が仕事、土日が野球という生活ではありますが、全く無関係ではなく、良い相乗効果があるんです。というのも、やっぱり利用者の皆様が応援してくれてるから野球を頑張れるのもありますし、試合で頑張ったからそれを店舗で話して喜んでいただけるのもあります。 以前、「私の野球の試合を観たい」と言ってくださる方が結構いらっしゃったので、埼玉県内で試合があったときに、コンパスウォーク宮原のイベントにしたんです。「阿部ちゃんの野球の試合観戦に行こう」という(笑)。スタッフが家にお迎えに行って、野球場まで連れていって。私は普段通り試合に集中していましたが、すごく良い思い出です。

Q10小池修社長との印象的な思い出などはありますか?

面接で初めてお会いしたときのことをよく覚えています。野球の話以外にもしっかりと聞いてくださって、私のことに興味関心を持っていただいていることがすごく伝わってきました。野球をしながらでもしっかりと働けるように、一緒に考えてくださったんです。本当にそれがなかったら、ここで働けてなかったんじゃないかなと思います。リハプライムの小池修社長

あと、私の母親とおばあちゃんが静岡で一緒に住んでいるんですけど、私が入社したとき、「阿部さん入社してくれてありがとう」というムービーを作ってくださったんです。その中に、リハプライムの社員からのメッセージだけではなく、最後に母親とおばあちゃんからのメッセージムービーも入ってたんです。私が知らないうちに、車で3〜4時間かかる静岡まで行って、動画を撮ってくれたんだなと感動しました。以前、私の野球の試合を見にきてくださったこともありますよ。社員を大切にしてくれる社長です。(小池修社長の熱い想いはこちら

Q11社内で尊敬している理学療法士の方はいますか?

私が入社したとき、「コンパスウォーク宮原」の管理者だった永井さんです。今は本部のほうで働いているのでなかなかお会いしませんが、特に私が一年目のとき、理学療法士としての知識や技術はもちろん、人との関わり方や社会人としての基礎など、本当に色々なことを教えていただきました。厳しい方でしたが、しっかりと育てていただきました。採用担当の永井さん

Q12コンパスウォークに興味を持っている理学療法士にメッセージをお願いします!

コンパスウォークが、理学療法士としても、人としても成長できる場だと、身にしみて感じています。入社してから、人生の見方や考え方も変わってきました。そして私が野球を諦めることなく続けてこられたように、ここは個人の想いをすごく大事にしてくれる職場です。「社会人になったら夢は諦めなきゃ」なんて思わずに、自分の夢とか、なりたい自分とか、自分の想いを大切にしてほしいですし、何かしら目標のある方に入っていただきたいです。

理学療法士・阿部史花さんのお仕事風景

理学療法士 阿部さんと利用者様のリハビリテーションのお仕事風景

編集後記

聞き手 中村洋太聞き手 中村洋太

新卒での入社からわずか3年目、コンパスウォーク史上最年少で管理者となった阿部さん。お話を伺うなかで、野球選手としてだけではなく、理学療法士としての仕事の向き合い方にも誠実さとプロフェッショナル精神を感じました。相手に安心感を与えるような落ち着いた話し方が印象的で、きっとそんな部分も利用者様から愛されている理由なのでしょう。 「またピアノを弾けるようになりたい」という、病気で手が使えなくなってしまった利用者様に、一生懸命手のリハビリをして、またピアノコンサートを開けるまでに回復したというエピソードなど、記事では紹介し切れない素敵な話がたくさんありました。 そんな阿部さんの今後の目標は、母親とおばあちゃんが暮らす静岡で、コンパスウォークをオープンすること。それを聞いて、「両親に喜ばれる介護施設をつくる」という想いで事業を始めた小池社長の言葉を思い出しました。小池社長が掲げた「敬護(人生の大先輩を敬って護る)」の理念は、ちゃんとスタッフにまで浸透しているのだなと感じました。

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