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人気の理学療法士の年収は高い?

ここでは国家資格で人気の理学療法士の年収がどのぐらいなのかご紹介します。初任給から20代~50代の年収を一般サラリーマンと比較したリアルな情報をご紹介します。また生涯年収や年収が特に高い分野、公務員や管理職で働いた場合の年収や開業をした場合の年収、年収アップを目指す方法についてなど様々な情報をまとめました。是非参考にしてください。

理学療法士は年収が高いのか?

理学療法士はリハビリテーションの専門家として国家資格を有する職業であり、なりたい職業としても人気の職種です。毎年行われる理学療法士国家試験の受験者数・合格者数は年々増加を続けており20年前(1999年)の約5倍の水準にまで達するほどです。人気の職業ではありますが、年収についてはいかがでしょう。国家資格であり社会的な地位もある職業の為、年収もある程度は期待できそうですが、実際はいかがでしょう。理学療法士の年収について調べてみました。

理学療法士と一般のサラリーマンの平均年収
理学療法士 約405万円
一般のサラリーマン 約436万

平均年収は一般のサラリーマンの方が若干高め

理学療法士の平均年収について

初任給は比較的高め

理学療法士の平均初任給額は約23万円、大卒サラリーマンの平均初任給は22万6,000円です。この額面は平均値なので、業界や勤めている企業、職種、地域での差が大きく、各種手当の有無によっても金額は変わってくるでしょう。しかし理学療法士の初任給は一般サラリーマンよりも少し高めなことがわかると思います。

理学療法士と一般のサラリーマンの初任給
理学療法士の平均初任給 約23万円
大卒サラリーマンの平均初任給 22万6,000円

理学療法士の初任給額は一般のサラリーマンの初任給を若干上回る

理学療法士の初任給

20代~30代は平均的

理学療法士の20代~30代年収
20代 354万円
30代 418万円

一般のサラリーマンの20代~30代年収
20代 348万円
30代 444万円

理学療法士と一般のサラリーマンの20代~30代は大きく変わらない

理学療法士の20代年収について

理学療法士の30代年収について

40代~50代で年収に大きく差がつく

理学療法士の40代~50代年収
40代 480万円
50代 537万円

一般のサラリーマンの40代~50代年収
40代 510万円
50代 613万円

50代になると約80万程度の格差が生まれる

理学療法士の40代年収について

理学療法士の50代年収について

他の医療職種と比べてどうか?

医療職種別の年収をここで詳しくご紹介します。理学療法士の年収と比較してみましょう。厚生労働省の2017年度「賃金構造基本統計調査」によると、医療業界における年収は以下のようになっています。

医療職種別の年収(フルタイム)

医師 1,233万円
歯科医師 757万円
薬剤師 544万円
放射線技師 503万円
看護師 478万円
臨床検査技師 468万円
歯科技工士 407万円
准看護師 406万円
作業療法士(OT) 405万円
理学療法士(PT) 405万円
栄養士 346万円
歯科衛生士 343万円

他の医療職と比較し年収は低め

同じ医療職の看護師や放射線技師、検査技師、薬剤師に比べても低い傾向にあります。

※厚生労働省の2017年度「賃金構造基本統計調査」より


また、柔道整復師やスポーツトレーナー、言語聴覚士(ST)、義肢装具士、精神保健福祉士、助産師、鍼灸師、訪問介護員(ホームヘルパー)、診療放射線技師などの給料のデータは参考程度ではありますが、以下の通りです。

柔道整復師 300〜400万円
スポーツトレーナー 500〜600万円
言語聴覚士(ST) 450万円前後
義肢装具士 300〜400万円
精神保健福祉士 300〜500万円
助産師 450〜550万円
鍼灸師 350〜450万円
訪問介護員(ホームヘルパー) 300〜400万円
診療放射線技師 約500万円

というのが一般的な平均年収のようです。経験や勤務する職場、勤続年数、地域格差、常勤や非常勤の違いなどによっても異なります。

医療業界における年収について

理学療法士のボーナス平均支給額

理学療法士はどのぐらいボーナスをもらえているのでか調べてみました。ボーナスは業績に応じて支給すると規定されているところが多いですが、コロナ禍で支給が難しくなっている勤務先もあるようなので、転職の際にはよく確認しましょう。

ボーナス平均支給額
男性 66.2万円
女性 66.1万円

ボーナス額は男女差はなく年間で約66万円

生涯年収はどのぐらい?

理学療法士の生涯年収は、男性では約1億7758万円、女性では1億6778万円となっています。一般サラリーマンと比較するとどのぐらい調べてみました。生涯年収について詳しくは下記ページにまとめてみました。

理学療法士と一般のサラリーマンの生涯年収
理学療法士(男女の平均) 1億7268万円
一般のサラリーマン(業種別の平均) 1億8672万円

生涯年収は1000万円ほどの差がある

理学療法士の生涯年収

理学療法士で年収が特に高い分野はどこか?

理学療法士は働く場所で大きく年収は異なるのでしょうか。ここでは施設別の年収をご紹介します。勤務先によって多少幅がありますので参考値としてご覧ください。

病院 280~400万円
クリニック 300~700万円
デイサービス 300~500万円
訪問看護 360~600万円

クリニックや訪問看護は他の業種に比較し年収が高めなところが多い

クリニックで働く理学療法士の年収は?

訪問リハビリで働く理学療法士の年収は?

公務員になると年収はどのぐらい?

理学療法士の働き方の一つに公務員という選択肢があります。公務員には「土日休みや有給休暇が取得しやすい」「福利厚生が充実している」「コロナ禍等でも倒産の心配がなく定年まで安定して働ける」「退職金をふくめた生涯年収額が魅力」などのメリットがあり、公務員になるデメリットも少ないため、現在の職場から公務員の理学療法士に転職を考えている方もいると思います。もしくは、国家資格を取得しこれから理学療法士として就職する際に、民間と公務員のどちらが良いのか迷っている方もいるかもしれません。そこで、やはり気になるのが公務員の年収です。通常の理学療法士や他の職種、職場による年収・給料などと比較しながら解説します。

理学療法士の公務員年収について

管理職になると年収はどのぐらい?

理学療法士は管理職になるとどのぐらいの年収がもらえるのでしょう。勤務先によって異なりますが、相場観を知ってくのは重要です。管理職の平均年収や給料についてや、管理職の仕事内容や必要なスキル、そして理学療法士の需要と気になる今後10年後・20年後についてをまとめてみました。

理学療法士の管理職年収について

理学療法士はキャリアアップできる?

理学療法士の業界自体はほとんどキャリアアップという制度がありません。現場でスペシャリストになるか、管理職になるかの少ない選択肢しかないことがほとんです。しかし最近になって母体のしっかりした企業でキャリアアップ制度を設けている勤務先がでてきました。

コンパスのキャリアアップ制度について

理学療法士業界では昇給や年収アップが難しいとされている中で、当社は圧倒的に充実したキャリアアップの仕組みをつくりました。理学療法士社員の評価に応じた各役職のポジションや業務内容についてご紹介します。

キャリアアップフロー図

コンパスのキャリアアップ制度について

開業すると年収はどのくらい?

高収入を目指したい理学療法士が一度は考える独立開業。なぜ、独立開業を考えるのか!開業権や独立開業する前に考えてほしい注意点、独立後の給料・年収や開業のメリット・デメリット、などを調べてみました。

理学療法士の開業年収について

独立開業するには

理学療法士の資格は「医師の指示の下に、理学療法を行うことを業とする者 」と定義され、開業権はありません。しかし理学療法としてではなく、整体やコンディショニングとしてサービスを提供すれば開業することができます。この方法で開業している理学療法士は年々増加傾向にあります。診療報酬が今後どんどん厳しくなることがわかっているため、独立して収入を得ようと考える理学療法士が増えています。経営が波に乗れば年収1000万円を超えることも夢ではなく生涯年収も一気に上がるでしょう。もちろん、売り上げが上がるだけでなく、会社が倒産するリスクも視野にいれておかないといけません。治療院として開業しても2~3年ほどで潰れるケースが多いため、治療者としての知識や技術はもちろんのこと、経営や各種マネージメントスキル、社員を雇う雇用側として様々なことを学ぶ必要があります。最近は治療院などの完全な自費診療よりも、デイサービスの介護保険を利用した開業の方が安定して経営ができ、理学療法士が知識や経験を活かすことができるため、実際に介護現場で働いていたセラピスト(PTOT)がデイサービスを開業しているケースは増えています。

コンパスの独立開業について

当社コンパスは業界初の社員独立制度を設け、デイサービスのオーナーとして起業することができます。店舗運営における年商の目安や、社員独立制度を利用して独立したスタッフの想いをご紹介します。是非参考にしてください。

コンパスの独立起業はこちら

年収アップを目指す方法について

理学療法士は昇給率が悪く給料が上がりにくい特徴があります。しかし大幅な給料アップは期待できないのかといえばそうではありません。年収アップを図りたい方は下記を参考にしてください。理学療法士として給料や年収をアップさせる方法について、目指したい年収別に紹介します。

年収1000万以上を目指すには?

理学療法士の仕事だけで年収1000万円以上を得ることは現実的には難しいですが、治療院や整体院を開業をし、理学療法士のスキルを生かしつつ経営者として仕事をするのであれば、可能かもしれません。理学療法士の資格は「医師の指示の下に、理学療法を行うことを業とする者 」と定義され、開業権はありません。しかし理学療法としてではなく、整体やコンディショニングとしてサービスを提供すれば開業することができます。この方法で開業している理学療法士は年々増加傾向にあります。診療報酬が今後どんどん厳しくなることがわかっているため、独立して収入を得ようと考えるPTが増えています。経営が波に乗れば年収1000万円を超えることも夢ではありません。

年収1000万円稼ぐ方法

年収700万・800万・900万を目指すには?

医療関連企業(一般企業)の働き方としては出版社での医療書籍の執筆や編集、医療機器メーカーで福祉関連機器の販売や製造業務、工業株式会社でヒューマン・ケア事業やロボット事業の推進、自動車メーカーで製造工場で勤務する社員への腰痛予防、医療や介護に関わる記事の執筆や取材等など、理学療法士の経験を活かし、様々な働き方をしているPTがいます。医療関連企業は、医療分野の知識だけではなく工学やIT、語学力などの別途知識が必要となるため、年収がやや高めに設定されていることが多いとされ年収800万ぐらいの求人もあります。

年収700~900万を目指すには

年収600万を目指すには?

理学療法士が現実的に収入アップとして目指す一つの目安とされているのが年収600万だと思います。訪問リハビリのインセンティブ制度や教員、一般企業、デイサービスであれば、本部で経営に携わるポジションであれば十分可能な数字です。年収600万以上が可能な分野や働き方についてご紹介します。

年収600万円を目指すには?

年収500万を目指すには?

理学療法士の平均年収は405万円です。なので、年収500万円は決して難しい数字ではありません。理学療法士が年収500万円を稼ぐ方法として、病院や訪問リハビリ、クリニック、介護施設でどうしたら稼げるのかご紹介します。好条件の転職先に出会うことで500万円以上の収入は現実的になってきます。

年収500万円目指すには?

終わりに

理学療法士は人気の職業として、年々目指す人が増え続け、社会的な需要があるため仕事の幅も増え続けています。一方、年収については理学療法士の人数が飽和状態に近いため低下傾向であることも同時に知っておくべき事実です。今後人生設計をしていく際に、年収を上がる方法についての情報もご紹介しましたので、どうやってベースアップを図っていくか参考にしてください。

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